当協会代表理事の飯田剛弘が、住宅設備大手グループの関西拠点にてAI活用研修の講師を務めました。住宅設備・建設周辺の実務を題材に、生成AIの基本から業務での具体的な使いどころまでを50〜60名の参加者とともに整理した研修レポートをお届けします。
開催概要
- 開催時期:2025年4月
- 実施先:住宅設備大手グループの関西拠点
- テーマ:生成AI活用による業務効率化
- 形式:講演・研修
- 参加規模:50〜60名
- 講師:飯田 剛弘(ビジネスファイターズ合同会社 CEO / 一般社団法人中小企業AI活用協会 代表理事)
研修の背景 ― 住宅設備業界で増えるテキスト業務の負荷
住宅設備関連の業務では、提案書・報告書・社内共有資料・問い合わせ対応文面など、日々大量のテキスト作成と情報整理が発生します。現場担当者が本来注力すべき提案や判断の時間が、資料作成に圧迫されているケースも少なくありません。今回の研修は、こうした業務負荷を軽減しながら、提案・判断の質を高めるためのAI活用を現場視点で整理することを目的に実施されました。
当日の主な内容
前半は生成AIの基礎パートとして、生成AIと従来の検索・業務システムの違い、使う際に押さえるべき注意点(情報漏洩リスク・出力の確認方法)をわかりやすく解説しました。後半は実務応用パートとして、住宅設備・建設周辺業務に即した活用例を紹介しました。
- 提案書・見積もり説明文のたたき台作成:ゼロから書き始めるのではなく、AIに骨格を作らせてから担当者が肉付けする流れ
- 仕様書・議事録の要点整理:長文テキストから必要な情報だけを素早く抽出
- 顧客向け説明文のブラッシュアップ:文章の論理構成や表現をAIが改善
- アイデア出しの壁打ち:新しい提案軸や訴求ポイントをAIとの対話から引き出す
単なる「便利ツール」としてではなく、業務の質とスピードを同時に高めるパートナーとしてAIを位置づける考え方を共有しました。
住宅設備業界でのAI活用 ― 始めやすい業務から着実に
AI活用において重要なのは、全社一斉に大きく始めるのではなく、頻度が高く・定型化しやすい業務から試すことです。住宅設備・建設関連業務で始めやすい例としては、現場視察後の報告書の下書き作成、顧客への提案資料の構成案づくり、問い合わせへの回答文面のたたき台、社内マニュアルや手順書の整理・更新などが挙げられます。こうした小さな成功体験を積み重ねることで、現場担当者がAIを日常的に使いこなせるようになり、組織全体の生産性向上と提案力強化につながります。
まとめ
当協会代表理事の飯田剛弘は、今後も各業界・各組織の実務に合わせた講演・研修活動を通じて、生成AIの活用を実践的に支援してまいります。業種や規模を問わず、現場に根ざしたAI活用のお手伝いをいたします。