中小企業AI活用協会主催トークセッション&交流会(名古屋)
開催日: 2025年3月27日(木)
時間: 18:00〜20:30(受付開始 17:45)
会場: ウインクあいち(名古屋市中村区)部屋名1204
主催: 一般社団法人中小企業AI活用協会
テーマは「AI時代の第2幕」──実践知とネットワークを得た一夜
2025年3月27日、名古屋駅近くのウインクあいちにて、中小企業AI活用協会主催のトークセッション&交流会「今こそ迎えるAI時代の第2幕:未来を切り拓く挑戦」が開催されました。
生成AIやエージェント技術に関心を持つ経営者、専門職、実務者が集まり、急速に進化するAIの最新動向と実践的な活用方法について、学びとつながりのある時間を共有しました。
セッション概要と注目の話題
▶ AIエージェントと生成AIツールの最新トレンドを紹介
セッション前半では、AIエージェントの仕組みや役割の進化に加え、アプリ開発支援や3月に大きく進化した画像生成AIを中心としたツールデモが行われました。
構図・表情・クオリティ制御の具体的な操作例に、参加者から驚きの声も上がり、今すぐ実務に応用できるツールとしての認識が広がりました。
▶ リスキリング事例とAI人材育成の取り組み
参加者企業の一部からは、協会が実施するリスキリング研修を活用して、自社でAI人材育成を始めた具体的な取り組みについての共有もありました。社内勉強会の立ち上げや、部門単位での実証プロジェクトの進行状況など、実務に近い視点からの知見が披露されました。
質疑応答の中心は「社内展開と育成」への関心
質疑応答では、予想を上回る数の質問が寄せられ、特に多くの関心が集まったのは“AIを社内でどう展開し、人材を育てていくか”というテーマでした。
「どの部門から始めればよいのか」「全社導入に向けた段階的なアプローチは?」「学び続けられる社内環境をどう作るか」など、組織視点の実務的な問いに対して、参加者同士も交えた具体的な議論が交わされました。
ネットワーキングで“つながり”が学びに変わる
その後の交流会では、業界を越えた参加者同士の対話が自然と始まり、ツールや業務適用に関する情報交換から、人材育成の悩みや仕組みづくりまで、実践的な話題が飛び交いました。
「参加者の熱量が高く、情報の密度も濃かった」といった声が多く聞かれ、リアルなつながりが新たな学びを生み出す場となりました。
参加者の声(抜粋)
- 「社内展開の話はまさに今の課題だったので参考になった」
- 「AI人材育成をどう進めるか、他社の取り組みを聞けてヒントになった」
- 「技術紹介だけでなく、現場実装や教育の視点までカバーされていて非常に実用的だった」
今後の展望
今回のトークセッションでは、単なる“ツール紹介”にとどまらず、組織としてのAI活用の進め方=“第2幕”にどう向き合うかが軸となるテーマとなりました。
生成AIやエージェント型AIを、単なる業務効率化手段ではなく、人と組織の成長を支えるテクノロジーとして捉え直す視点が、今後ますます重要になっていくといえます。
中小企業AI活用協会では、今後も「導入から定着、育成まで」を視野に入れたプログラムを全国各地で展開予定です。