当協会代表理事の飯田剛弘が、近畿の信用組合にてAI活用研修の講師を務めました。金融機関の業務特性を踏まえながら、生成AIの基礎と現場で活用しやすい実務テーマを中心に解説した研修レポートをお届けします。
開催概要
- 開催時期:2025年5月
- 実施先:近畿の信用組合
- テーマ:生成AI活用
- 形式:講演・研修
- 講師:飯田 剛弘(ビジネスファイターズ合同会社 CEO / 一般社団法人中小企業AI活用協会 代表理事)
研修の背景 ― 金融機関で高まるAI活用への関心
金融機関では、正確性・説明責任・スピードのいずれも求められます。その一方で、社内文書・説明資料・会議メモ・情報収集・問い合わせ対応の整理など、担当者の負荷が高い業務も少なくありません。今回の研修では、金融の現場でAIをどう位置づけるべきかを整理しながら、実際の業務に使えるポイントを共有しました。
当日の主な内容
生成AIの基本的な仕組みと最新動向に加え、文書の下書き作成・長文情報の要約・比較整理・説明文のたたき台づくり・研修資料や議事録の整理など、金融機関のバックオフィス業務にも応用しやすいテーマを中心に扱いました。また、機密情報の取り扱い・入力してはいけない情報の種類・出力内容の確認方法など、金融機関特有のリスク管理の観点も盛り込みました。
金融機関でのAI活用 ― リスク管理を前提にした始め方
金融機関におけるAI活用は、判断の自動化だけでなく、担当者の思考整理や説明品質の向上を支える用途から始めることが有効です。個人情報・顧客情報を含まない社内資料の下書きや、会議後の議事メモ整理など、情報漏洩リスクを管理しやすい場面から試すことで、現場の理解と信頼を積み上げることができます。ルール整備と運用のガイドラインを前提に、文書作成支援や情報整理などの比較的導入しやすい場面から活用を進めることをお勧めします。
まとめ
当協会代表理事の飯田剛弘は、今後も各業界・各組織の実務に合わせた講演・研修活動を通じて、生成AIの活用を実践的に支援してまいります。金融・信用組合・協同組合など、地域に根ざした組織のAI活用もご支援いたします。